歯周病の8つの症状

歯周病って、どんな症状があるのでしょうか。あまり、詳しくはご存じない方が多いかもしれません。

歯周病の症状
①:健康な歯肉は淡いピンク色なのに、歯肉が赤くなってきます。
②:歯ブラシやデンタルフロスで歯肉から出血します。
③:歯の周りのすき間(歯周ポケット)が3ミリ以上に深くなってきます。
④:口臭がしてきます。
⑤:歯と歯の間に隙間が出来てきます。
⑥:歯がぐらついてきます。
⑦:歯肉が短くなって、逆に歯が長くなって見えます。
⑧:歯肉がだるかったり、痛み、かゆみが出てきます。

これらの症状のうち思い当たる数が多いほど重症の歯周病です。症状が3つくらいのうちなら、正しい治療を行えば、進行を止めることができますが、症状が多くなるほど、進行を食い止めることが難しくなります。

なぜ細菌がいると歯肉が腫れるの?
ところで、歯周病になると歯肉が赤く腫れてきたり出血したりしますが、なぜ炎症が起こるのでしょう。それは歯周病の細菌が毒素を出すからです。歯と歯茎の間のすき間は、健康な人で1ミリから2ミリくらいです。そのすき間にたまる細菌が歯周病を悪化させます。

2ミリくらいの深さの隙間なら中に唾液や酸素が入ることで細菌はかなり死んでしまいます。毒素も唾液である程度洗い流されます。

しかし隙間が3ミリ以上になると歯ブラシも入らず、唾液も循環せず酸素も入らないので
細菌はどんどん増えますし毒素の濃度も高くなります。そうすると歯肉の炎症は強くなり周りの骨は溶けてしまいます。それがひどくなると歯がグラグラになるわけです。

歯周病菌の多くは酸素に触れると死んでしまうものが多いので歯と歯の隙間の奥深い部分は歯周病菌の天国になるわけです。まずは歯医者に行って3ミリ以上の所がないかどうか
検査してみましょう。

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