肥満と歯周病の関係

太っている人は歯周病になりやすい、と言うとぽっちゃり体型の方は心配になるかもしれませんね。WHOで定めた肥満判定の国際基準、BMIの数値が30以上になると、歯周病のリスクが極端に高くなるようです。(BMIとは…Body Mass Indexの略。「体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))」で数値を算出します)

歯周病と肥満を予防するためには、よく噛むことが大切です。噛むことで満腹中枢が刺激されるので少ない量で満腹感を得られる、と言われています。また、よく噛むと唾液が多く出るので、口の中の食べかすをきれいに洗い流してくれる上に、口内細菌の繁殖を抑える働きもしてくれます。

以前テレビで黒豆を1日に70グラム食べ続けるという「黒豆ダイエット」がものすごくダイエット効果が高いと報じていました。

その後スーパーでは黒豆が売り切れ続出だったようです。黒豆は水溶性食物繊維が豊富で腸を活性化する上に、満腹感もあって食べる量が減るし、また脂肪の吸収を抑える効果があると言っていました。そういえばお茶の中の茶カテキンも脂肪の吸収を抑え脂肪を分解すると話題になったこともありますね。

忙しい日々のなかで無理やり時間を作って運動するよりも、日々の食事の内容と「噛む」ことを見直すことで痩せられたらより健康的な気がしますね。

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