今の歯ブラシで本当に歯周病を防げる?

歯周病は、ほとんどの人がかかる病気です。歯周病が原因で歯を抜かなければならない方も大勢います。歯周病は若い頃から正しい歯ブラシをすることでかなり防げることがわかっています。

もちろん歯ブラシだけで完全に歯周病が防げるわけではありませんが、少なくとも効果的な歯ブラシの仕方を覚えれば将来は歯周病や虫歯も防げる可能性は大きいわけです。

では、歯周病にならないためにいったいどこの部分の汚れをとることが一番大切なのでしょうか。それは歯と歯の周りの歯肉の隙間(歯周ポケット)の中の汚れです。
歯周ポケットの中に汚れが残っていると、ばい菌が繁殖して歯肉に炎症を起こしてしまいます。これが歯周病の初期症状。歯周ポケットの中の汚れがきちんと取れないまま過ごしてしまうと、この炎症がどんどん広がって、歯を抜かなくてはならないほどに症状が悪化するしてしまいます。

今お使いの歯ブラシの毛先は本当に歯ぐきの中の汚れをお掃除できているでしょうか。また特に、歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけではなかなかきれいにはなりません。

せっかく毎日一生懸命に歯ブラシをしても必要な部分が磨けていなければ、結局、歯周病になってしまいます。

歯周病予防にはそれに適した歯ブラシと正しい磨き方が必要です。

予防歯科に力を入れている歯科医院では、歯科衛生士が正しい歯ブラシの使い方を指導してくれます。ぜひ、プロの指導を受けて歯周病のないお口を目指してください。

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